シュート確率を上げるには再現性が重要!ゆえにシュートフォーム確立がカギ
トムアンベリーさんのフリースロー連続成功のギネス記録は2750本であることを紹介したうえで再現性の重要性を伝えました。そんだけ連続で決められるのだから、再現性を上げれば少しでもトムアンベリーさんに近づけることがわかると思います。トムさんは71歳で2750本連続を達成したんですよ?化け物ですよね・・・
また以前にNBA選手の渡辺雄太さんの幼少期にお父さんと行っていたシュート練習について紹介させて頂きました。町中にある意外なモノで練習していたようですよ。
今回は日本のバスケ界のレジェンドであり名スコアラーである折茂武彦さんの高校生の時に実施していたシュートフォームを確立するための練習方法を紹介します。
シュートフォームを確立することと、シュートの再現性を高めることは非常に関連するのでぜひ試して頂ければ。
折茂武彦さんの簡単な経歴
・現役生活27年、49歳までプレーを続けた日本バスケ界のレジェンド
・トヨタ自動車(現アルバルク東京)時代に3度の優勝
・異例の選手兼社長を9年つとめる。(永久欠番の9番と同じ9なんですね)
・国内トップリーグで日本人選手初のキャリア通算10000得点を達成(10238得点で引退)ほかの達成者は2名。マイケルパーカー選手(12196得点(昨年までの数字))と桜木ジェイアール選手(10991得点で引退)
そんな折茂武彦さんの高校時代にやっていたフォーム確立のための練習方法とは?
「部活の練習後の疲れた状態で、ボールなしでシュートの素振り」をすることです。
野球ではよくやられる素振りですが、バスケでやっている方は多くないかなと思いますが、なぜ素振りが良かったか。
以下書籍からの抜粋==========
「自分の形」は無駄を省いたところにある。
「疲れた。もうダメだ。これ以上腕があがらない」無意識に手が下がる。そのポジションこそが自分にとって一番楽で理想的なセットポイントだった。
実際にその位置から打ってみると力まずに自然とシュートの距離を伸ばせるのだ。
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ということです。
1万得点を達成している折茂さんが言うことなので説得力がありますね・・・
皆さんもぜひ試して頂ければ。
最後に詳しい素振りのやり方を記載します
以下の順序でボールなしの素振りをする。
- 1.スリーポイントゾーンから約6m(6.75m)先にあるゴールをイメージする。
- 2.腕をL字型にしてセットポイント(ボールを構える位置)に入る
- 3.腕は前後ではなく、上方向に伸ばす。最後に手首を返し、人差し指と中指で押し出す。
では今回はこんな感じで終わろうと思います。最後まで見て頂きありがとうございます
次回もお楽しみに。
オススメの本
⭕️折茂武彦さんの「99%が後悔でも。」はこちら↓
このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です