【シュートの科学】新常識!リング入射角度の最適値とは?!xx度以上ないと入らない!1.8億回のシュート分析が解明した事実

 

この記事はこんなアナタにオススメ!

  • 試合でとにかくシュートを入れたいプレーヤー
  • 試合に出るためにシュートを入れてアピールしたいプレーヤー
  • シュートが入る選手を育成したいコーチ

アナタがシュートが入らない原因は、前後ズレや左右ズレではなく、リング入射角度が足りていないかも?!

はじめに、シュート分析マシンNOAHとは?

前回のBRADショットの話の中で、シュート分析マシンNOAHの話をしました。シュートはリング中心より5.5㎝後ろを狙うとよく入る。という話でしたよね。

NOAHは下記のシュートの3要素を音声でフィードバックしてくれます。要はこれがシュートが入るかどうかに大きく関わるということです。

  • リング入射角度 →例:「入射角度40°だよ」
  • 前後ズレ →例:「奥に何㎝ズレてるよ」
  • 左右ズレ →例:「左に何㎝ズレてるよ」

ラプターズのヘッドコーチのニックナースさんが役員をつとめていて、更にNBAの半分のチームがこのNOAHを導入しているのでかなり信頼度は高いです。

そのNOAHを使って1.8億回のシュートを分析した結果から最適なシュートの

  • リング入射角度
  • リングの前後ズレ
  • リングの左右ズレ

がわかっている。という話です。リングの前後ズレに関してはBRADShotで紹介しましたので、そちらをご覧ください。今回はリング入射角度の話です。

リング入射角度の最適値とは?

ズバリ45°です。リングに対してボールが入っていく角度が45度が一番入ることがわかっています!ぜひ試してください。それではまた!とここから先を読み飛ばしてもよいですが、お付き合いいただきたいです。


以下のグラフは「横軸がリング入射角度」と「縦軸がボールから見たリングサイズL」を示したグラフです。このグラフを見ると、33°の入射角度がないとボール24.5㎝の大きさにならないことがわかります。

つまり33°以上ないと、ボールが必ずリングに当たってしまう、ということです。

リング入射角度とボールから見たリングサイズL

アナタがシュートが入らない原因も、実は前後ズレや左右ズレではなく、リング入射角度が足りていないことが原因かもしれません。私の場合は、ペイントより近い距離でシュートが入らない原因が、入射角度の不足でした・・・

最適な入射角度のシュート確率とは?

最適な入射角度45°の場合のシュート確率を紹介します。

以下のグラフは「NBAとNCAAの15feet(4.5m)距離の7.5万回のデータ」です。フリースローが4.225mなので大体フリースローくらいの距離のデータです。

リング入射角度とシュート確率(4.5m距離)

「横軸がリング入射角度」で「縦軸がシュート確率」になっています。リング入射角度が45°のときに一番シュートが入っていることがわかると思います。ほら45°でシュートを打つ気が増したでしょ?笑



更に45°で打つ気が増す話をします・・・

入射角度が大きくなるほど、シュートのバラつきが大きくなります。どーいうことか。以下の図は左が入射角度45°±2°の場合、右が55°±2°の場合のボールのバラつきを示す図です。

入射角度バラつきと前後ズレのバラつき

バラつきをまとめると

  • 45°±2°⇒4インチ(10.2㎝)未満のバラつき
  • 55°±2°⇒15.5インチ(39.4㎝)以上のバラつき
    となります。


55°を狙ってばらつくよりも、45°を狙ってばらついたほうが、シュートの前後ズレのバラつきが収まることがわかります。もうここまで来たら45°で打たない理由がないと思います。ただどうやってリング入射角度45°にするのよ?という話が残っています・・・

最適な入射角度にするための投射角度(リリース角度)と測定方法とは?

仮に3P(6.75m)の距離のシュートを1.8mの高さから打つ場合、リリース角度53°で打てばリング入射角度が45°になります!もちろん最適な力で投げれば、の話ですが、、力の話は次回以降に説明します。

フリースローの距離はどうなのよ?私は身長1.5mしかないんですけど、という方はメディアブルをご覧ください。シュート距離と、投射高さ別にまとめた内容を解説しています。

【シュートの科学】新常識!リング入射角度の最適値とは?!xx度以上ないと入らない!1.8億回のシュート分析が解明した事実
⭐️動画チャプター⭐️ 00:00 オープニング 01:24 シュート分析マシンNOAHとは? 02:59 ❶リング入射角度の最適値とは? 05:04 ❷最適な入射角度のシュート確率とは? 06:27 ❸最適な入射角度にするための投射角度とは? 07:59 ❸投射角度の測定方法~その1 09:25 ❸投射角度の測定方法...

次にどうやってリリース角度を測定するのよ?という話をします。

ズバリ「HomeCourt」です。このアプリはシュートの成功、失敗だけでなく、リリース角度を音声フィードバックしてくれます!ぜひ試してみてください。リリース角度以外も測定できて合計6つの測定ができるようです。

HomeCourtでリリース角度を測定
HomeCourtで測定できるもの

▼測定できるもの

  • シュートの種類(Shot Type)
  • パスを受けてからシュートまでの時間(Release Time)
  • リリースの角度(Release Angle)
  • 膝の角度(Leg Angle)
  • シュートを打つまでのステップの速さ(Speed)
  • ジャンプの高さ(Vertical)

HomeCourt以外でも、コートの外でリリース角度を測定する方法をメディアブルで紹介しているのでぜひご覧ください。

【シュートの科学】新常識!リング入射角度の最適値とは?!xx度以上ないと入らない!1.8億回のシュート分析が解明した事実
⭐️動画チャプター⭐️ 00:00 オープニング 01:24 シュート分析マシンNOAHとは? 02:59 ❶リング入射角度の最適値とは? 05:04 ❷最適な入射角度のシュート確率とは? 06:27 ❸最適な入射角度にするための投射角度とは? 07:59 ❸投射角度の測定方法~その1 09:25 ❸投射角度の測定方法...

最後まで見て頂きありがとうございます。BRADShotとリング入射角度45°を習得すればかなりシュートが入るようになります!下手くそが実践した結果です。笑。ぜひ試してみてくださいね。

ではでは

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