この記事はこんなアナタにおすすめ
- 日本人2人目となるNBAプレイヤーを輩出した、色摩拓也監督の考え方を知りたい人
- 色摩拓也監督の考え方をバスケだけでなく人生で活かしたい人
- シンプルに渡邊雄太さん、色摩拓也監督が大好きな人
今回もこちらの本から抜粋してご紹介
色摩拓也監督など5つの強豪高校の名将の考え方がわかる本、「高校バスケは頭脳が9割」から抜粋してご紹介します。私はかなり名著だと思っている!んですけどね。名将とのインタビュー形式の本でかなり面白いです。
⭐️高校バスケは頭脳が9割
また渡邊雄太さんの本、「「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと」、これは渡邊雄太さんの色摩監督への思いがわかる本でオススメです。。どちらの本もバスケ好きはもちろんそうでない方にも参考になる考え方が学べるので、オススメです。ぜひチェックしてみてください。
⭐️「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと
渡邊雄太さんが語る恩師・色摩監督とは?
色摩監督のスゴさは、以下の渡邊雄太さんのコメントでわかるかと思います・・・
「別の高校に行っていたら、色摩先生に巡り会えていなかった。それを考えると今でもゾッとする」
このコメントの一言だけで、色摩監督の凄さを感じるかと思います・・・
では具体的にどんな考え方で指導されているか、その象徴的な考え方「白黒をつけずにグレーを見つける」、これは以下のブログで説明しているので、是非チェックしてみてください。
⭕️【渡邊雄太の恩師】監督の言葉が絶対でなく考える余白を残す。白黒を追求しグレーを見つける・・・
今回は「あえて練習中にミスをさせる・・・その意図とは?!」に迫りたいと思います・・・
あえて練習中にミスをさせる・・・ ミスをさせないために練習をさせるのでは?
ミスは試合中に必ず起こること、だからこそミスへの対処こそが最重要だと考えているようです。しかも選手自身で対処することを求めているよう・・・
なので練習では、試合をイメージして、「わざと流れを変えてしまうようなミスが出たなと思えるシーン」を出させる練習をする。そうして出たミスを誰が最初に正しい判断で修正していくかを見る、とのこと。
練習の方が試合よりも難しいシチュエーションを作る。そうすることで試合で起こるミスに対処ができることにつながるとのこと。
つまり「ミスは起きるもの。ミスの後の状況判断を素早く行い、修正・対処することが重要であり、そんなプレイヤーこそが勝たせるプレーヤーである。」ということです。
どうでしょう?選手にあえてミスをさせて、判断を求めるような練習をしているでしょうか?していないとすれば、試合で起こるミスに対処できないプレーヤーになっているかもしれません。
あえてミスをさせる・・・試してみる価値はあると思います。
ミスへの対処の代表例・・・ミスの後のハリーバック!でもそれだけが答えではない?!ここが色摩流!
試合中に「絶対決めなきゃいけないセットプレーだよ!」というプレーもあります。「プレーを決めれば勝つ確率が上がって、ミスをすると勝つ確率が下がるよ。」と白黒をはっきりした結果を求める。ことをする場面もあります。
でそのプレーをミスると、「あー」と落胆する・・・ここまではフツーのこと・・・
でも本当に大事な事は、そのあとに全力でハリーバックすること
でもここからが色摩流・・・
「ミスした後の切替が重要!でもそれだけが答えではない」・・・??
どういうことか??
5人ともハリーバックすることが理想と言えば理想。でも2人の選手が特殊な能力、例えば背が高いなどの場合は3人で戻り、遅れてくる2人をフォローしながらチーム力を上げる・・・そんな練習メニューを考える。
「答えは一つではなく、多角的にチーム力を上げて勝つ確率を上げていく」
チームの所属する選手の特徴をみて、選手に合わせてチーム力を高める、そんな指導を大切にされているのかと思います。何よりひとつの答え、ひとつのチームの形にあてはめていくのではなく、チームに合った形を模索していく、そんなように思えます。
選手の個人を見ずに、チームを作っていませんか?なんとなく痛い言葉ですね。あてはめちゃいますよね。でも選手の長所/短所をしっかり見極め、チーム力を高めていく。そんなことを試すと、もっと楽しくなるのではないでしょうか?
最後まで見て頂きありがとうございます。別の記事もぜひご覧ください⭐️