バスケのだいご味は最後の数秒、いわゆるクラッチタイム!
最後の笛が鳴るまで勝敗がつかない。これがバスケのだいご味ではないでしょうか。残り時間がないときのヒリヒリする感じ。たまらなく面白いですよね。
この最後の時間がない時間帯はクラッチタイムと呼ばれており、その時間帯に強い選手をクラッチシューターと呼ばれます。NBAのレジーミラーのクラッチタイムは「ミラータイム」と呼ばれてましたよね。若い子は知らないか。30代が色濃く出ますね・・・
ちなみにこの「clutch(クラッチ)」とは「捕まえる」「グッとつかむ」という意味があります。まさにクラッチシューターは観客をclutchしているわけです。
で最後のワンプレー。残り0.2秒以下の場合のルールとは?
「最後のワンプレー前にタイムアウトを取って、スローインからプレーをする・・・」これはバスケのクラッチタイムに良く見られる光景ですが、残り0.2秒以下だとプレーに制限が出ることを知っていますか?ルールブックにその制限が記載されています。
簡単に言うと、残り0.2秒だと「ボールを直接タップかダンクでゴールに入れる以外は認められていません」
知っていましたか?あんまり多いケースではないかもしれませんが頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。ぼくはもちろんダンクなんてできないので、タップしかありえませんけど。
参考までにJBAのルールを抜粋して載せておきます。
JBA2021ルール
http://www.japanbasketball.jp/files/referee/rule/2021rule.pdf
Page27
第 16 条 得点:ゴールによる点数
16-2-5 スローインあるいは最後のフリースローの後のリバウンドのときに、ボールをつかんでショットをするためには、最低でもゲームクロックあるいはショットクロックが 0.3 秒以上を表示していなければならない。0.2 秒あるいは 0.1 秒しか表示されていない場合、ショットを成功させるためには、ボールをタップするか直接ダンクして入れるしかなく、その場合でも 0.0 秒が表示されたときにプレーヤー
の片手または両手はボールに触れていてはならない。
このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です。