【目標達成の科学】ご自身や教え子のフリースロー確率を知っていますか?測定の重要性

この記事はこんなアナタにオススメ!

  • イマイチ伸び悩んでいるプレーヤー!
  • うまく教え子が成長しない・・・と悩んでいるコーチ!
  • 子供がバスケをしている親御さん!

個人目標を立ててます??実はシュート確率の測定が重要なんです!

皆さんのチームではどのような目標を掲げていますでしょうか?良くありがちな目標設定としては、
「県大会出場」や「全国大会出場」でしょうか。このような抽象目標を掲げることも重要ですが、それだけでは不十分です。

抽象目標をより具体的な目標にしないと、達成できる目標も達成できないでしょう・・ではどのような目標をたてるか?チームスポーツであるバスケにおいて意外と不足していることが、「個人における具体目標」です。

陸上などの個人スポーツであれば個人目標を立てるのですが、あまりバスケのようなチームスポーツでは個人目標を立てていないケースが多いと思います。

同じチームスポーツである野球で、個人目標を立てることで成功している選手がいます。それが二刀流を体現している大谷選手!

大谷選手が個人の目標達成のためにマンダラートを作っていたのは有名な話かな、と思います。参考となるイメージ図を載せておきます。

引用元:NEWS PICS https://newspicks.com/news/893396/body

ぜひぜひ個人目標、それこそシュート確率の目標値を立てましょう。目標を立てるのであればシュート確率を測定して、現在値と目標値の差分を抑えることが非常に大事です。という話です。シュート確率はどのくらいを目指せば良いか?!それは後述します・・・

例えば体力であればVO2Maxという値が一つの指標になるので、これを測定し、改善/向上させていくことが個人の成長につながり、結果としてチームの目標達成に近づくことでしょう。VO2Maxについては別の記事を2つまとめていますので、こちらをご参照ください。

 

・【スタミナの科学】練習や試合ですぐ疲れませんか?そんな人はVO2Maxを鍛えよう!!必要性と目標値編

・【スタミナの科学】練習や試合ですぐ疲れませんか?そんな人はVO2Maxを鍛えよう!!測定と強化編

目標を達成するにはMAC?ハンバーガー??

個人目標を達成するために、測定以外に何が重要なのさ、と気になると思います。

それが「MACの法則」に従って目標を立てること!です。MACの3つの法則に従って、目標を立てることが目標達成確率を上げると言われているので、そのあたりを共有します。

Measurable:測定可能性

繰り返しになりますが、まず測定可能な目標を立てること。例えば練習中のシュート確率や20mシャトルランの回数や50m走やスクワット?㎏などなど・・・

目標を立てて、そこに対して成長を確認することが重要ということです。

Actionable:行動可能性

目標達成のための行動のプロセスを明確にする。です。例えばシュート連続?本を毎日・・・20mダッシュを?本など、立てた目標を達成するための練習/鍛錬方法を明確にしてください。

Competent:適格性

最後。目標が自分の価値観に合っているか?を確認することです。例えばアナタが目指す選手はヤニスですか?カリーですか?3&Dの渡邊雄太ですか?ということです。一番上位の個人目標は何か、という感じですかね。

この3つを抑えることで目標が達成しやすくなると言われているので、ぜひ成長できていない、成長が実感できていない方は試してみてください。やってみて自分で確認することが非常に重要です。。

NBAやBリーグのシュート確率を目安として知っておこう

最後にNBAやBリーグのシュート確率を紹介します。どのくらいのシュート確率を目指せばいいのよ?がわかると思います。

NBAのトップオブザトップは50-40-90!です。なんのこっちゃの数字かもですが、、シーズンを通して、2点50%、3点40%、1点90%を達成した人のことを言います。

NBAでも歴代で9人のみの達成しかしていません。達成者の中でもスティーブナッシュは4回も達成しているスーパーシューターです。スゴイっすね。

NBAのトップはわかったと。じゃNBAのシュート確率平均はどんくらいよ?というと、。

NBAの平均値?2018-19シーズンの場合

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NBAの平均は45-35-75くらいですかね。最後にBリーグのシュート確率はどんくらいよ?というと、

Bリーグの千葉ジェッツの場合(2020-2021年優勝)

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千葉ジェッツでいえば45-35-75くらいなのでほぼNBA平均と同じですね。

ただどれもあくまでも試合中の確率なので、当たり前ですが練習中はもっと入ります。残念ながら。笑
試合で決めるためにはシュートの判断も重要になってきますもんね。

中高生の試合中のシュート確率の目安としては、50-40-80で考えるといいかもです。NBA平均のちょい上くらいですかね。私のように試合中にここまで入らない方は、まず練習からこれくらい入るように練習したいですね。

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最後まで見て頂きありがとうございます。皆さんも個人目標をMACの法則を使って立ててみてください。すぐに結果は出なくても、数か月で成長が見えてくるかも?!です。試してみてください。合わなけりゃやめればよいので。

ではでは

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