トムホーバスさんの本も読んでみてね。チャレンジングトムがオススメ
東京オリンピックで女子日本代表を銀メダルに導いたトムホーバスさん。2023年現在は男子日本代表の監督になって頂いているトムさん。そんなトムさんの本が2冊出ていたのでこの本を読んだ内容で面白い、と思った内容を少し書かせていただきます。。
⭕️チャレンジング・トム – 日本女子バスケを東京五輪銀メダルに導いた魔法の言葉
⭕️ウイニングメンタリティー コーチングとは信じること
アナリティクスxスペシャリストxモチベーターの三重奏の意味とは?
まずタイトルに記載した「アナリティクスxスペシャリストxモチベーターの三重奏」の意味についてです。
目標達成のために、三重奏が必要だ、ということなんです。
ある目標に対して
- 戦略~アナリティクス
- 役割~スペシャリスト
- 成長~モチベーター
の3つが重要だ、ということです。これは本に書いているわけではなく、本の内容の私の理解なので、あしからず。でさらにそれらを支える「関係性~リレーションシップ」が重要だ、とトムさんは考えているようです。
では三重奏を1つずつ説明していきます。
戦略~アナリティクス
女子日本代表の話です。戦略およびチームルールは以下の感じ。
【戦略】
- 「3P多用/パッシング・カッティング多用のスモールバスケ」
- 「40分間ずっと長所をぶつけ続ける、OFもDFも」
【チームルール】
- ロング2Pの禁止
- 3Pは空いたら打つ
- ペイントはバウンドパス
こういった結論を導いた理由は、「世の中のデータ」x「自分たちの特徴」を考えているためです。あくまでも世の中の流れがあり、そこに自分たちの特徴を照らして、戦略を導く、ということなんですね。
ではでは一応、「世の中のデータ」と「自分たちの特徴」を記載しておきます。「世の中のデータ」は例えば、
- 効率の悪いロング2Pと効率の良い3P
- NBA優勝チームのウォーリアーズは オンボールスクリーンが少ない、一方でパッシング/カッティングを多用
ということがありました。一方で女子日本代表の特徴としては、
- 長所:チームワーク、スピード、体力、シュート率が高い、勤勉である
- 短所:身長が低い、筋力が少ない、メンタルタフネスが低い
と分析していました。これを受けて、女子日本代表の戦略およびチームルールを決めていたようです。
このやり方はミニバス、中学、高校などいろいろなチームで使える考え方かと思います。それこそ個人単位でも重要な考え方となりますので、参考にしてみてください。
役割~スペシャリスト
トムさんの特徴的なこととして、「役割を明確にする」ということでがあります。例えば、
- 町田瑠唯さん ⇒ゲームメーカー
- 宮澤夕貴さん、林咲希さん⇒シューター
- オコエ桃仁花さん ⇒3P+ディフェンス+リバウンド
のような役割を与えています。これらは強みを生かした役割です。
なぜ役割を重要視するか?というと、会社でも社長/部長など役割を全うすることで成果を出している。また野球でもピッチャー/キャッチャーの役割があり、打順でも役割がある。
これらから「個人が役割を全うすることで勝利に近づく」と考えるからこそ、役割を重要視しているようです。
成長~モチベーター
ココから先はメディアブルで話しているのでそちらをご覧ください。
次回もお楽しみに。
⭐️つづきはメディアブルでどーぞ⭐️