【コンディショニングの科学】NBA選手ドレイモンドグリーンのバスケ成績も睡眠が影響?睡眠時間でケガ確率が60%も変わる?

【コンディショニングの科学】NBA選手ドレイモンドグリーンのバスケの成績も睡眠が影響?睡眠時間でケガの確率が60%も変わる?!

この記事はこんなあなたにオススメ!

ケガが多くて困っている選手、選手を指導しているコーチ!

子供がバスケをしている親御さん!

昨今のスポーツ界におけるケガの多さに疑問をお持ちの方!

この記事は3つの内容を記載します!

❶NBA選手ドレイモンドグリーンの成績と睡眠時間

❷寝る時間の長さによるケガの受傷確率・・・

❸睡眠の質を上げるための方法

❶NBA選手ドレイモンドグリーンの成績と睡眠時間

「睡眠こそ最強の解決策である」という本に面白い内容があったので紹介しますね。

NBAのゴールデンステートウォーリアーズに所属するドレイモンドグリーンの成績が睡眠時間と関係がある!という話です。具体的には以下の表を見てください。

睡眠が8時間以上か8時間未満かでだいぶ成績が異なると思います。これだけ見ても睡眠が重要ではないかと考えてもおかしくないと思います。

睡眠時間とNBA成績(ドレイモンドグリーン)

❷寝る時間の長さとケガの受傷確率・・・

コネチカット州ファーミントン・メディカルセンターの論文を紹介します。以下のグラフが睡眠時間とケガの受傷確率となります。

これを見ると睡眠時間が6時間以上だと75%もケガをしていて、一方で9時間以上の睡眠で15%しかケガをしていないという事実です。

差分として実に60%!これは今日から9時間以上寝るしかないですね。笑

ケガが多くて困っている方は睡眠時間を延ばしてみてもいいかな、と思うような論文を紹介させて頂きました。

睡眠時間とケガの受傷確率

一応実験方法と実験結果を記載しておきます

▼実験方法

・12~18歳(中1~高3)の男女アスリート112名

・21か月の調査期間(2010/6~2012/3)

▼実験結果

・64名の選手(57%)が合計205回のケガあり、48名の選手(43%)はケガなし

睡眠は重要であるがゆえに、測定するべき!

ここまでで睡眠の重要性を理解頂けたと思います。しかし自分の睡眠時間や睡眠の質が良いのか、よくわからないと思います・・・そこでオススメとなるのがアップルウォッチ7!

睡眠時間や睡眠の質を測ることが可能になります!

更にご自身で毎日の体調などを日記で書くことで、どの程度睡眠時間を取れているときが調子が良いのかわかるようになります。自分のことがわかるようになると色々試して改善を試せることが出来るのでぜひ睡眠を測定してみてください。

アプリは以下の3つくらいがあるかと思いますが、私はAutoSleepを使っています。
ご自身で試してみてください。

・Somnus(ソムナス):無料

・AutoSleep:490円

・Pillow:年間3600円


私が一番心配していたことは、アップルウォッチを寝ている時間もつけて昼間の充電持つの?という点です。アップルウォッチ2台持ちしないとダメ?と心配していました。


しかし意外と充電は持ちます!夜寝る前に充電して100%。寝ている間につけていても朝は90%前後。そのまま日中アップルウォッチをつけて、帰宅するころでも40~50%程度です。
でまた充電して100%にしてからアップルウォッチをつけて・・・というサイクルでイケるのでアップルウォッチを1台持っていれば十分使えます!

睡眠時間等をiphoneから睡眠スケジュールを設定する必要がありますので設定してください。

アップルウォッチ1つでVO2Maxも計測できるし、SpO2(ヘモグロビンの割合)も計測して無呼吸症候群がわかるので人生変わるかもです。VO2Maxはまた別の機会に紹介します。

❸睡眠の質を上げるための方法

睡眠の重要性、そしてご自身の睡眠時間や質を測定する方法もわかって頂けたと思います。あとはどうやって睡眠の質を上げるか?です。

睡眠の質を上げるためにオススメの本を3冊紹介します。この本を見てご自身の睡眠の質を改善してみてください!

📚賢者の睡眠

📚パレオダイエット→ダイエットにも睡眠が重要であることがわかり、改善方法の記載もあり

📚睡眠こそ最強の解決策である

私自身が睡眠の質を改善した方法なんかをまとめた動画も出しているので、もしよろしければ以下のリンクから見て頂ければと思います

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このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です。

▼参考文献:

Milewski, Matthew D. MD et al.(2014)

Chronic Lack of Sleep is Associated With Increased Sports Injuries in Adolescent Athletes

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