前回の振り返り・・・
前回の「【初回】2点3点より、1点のフリースローの価値が高い?!バスケは攻撃回数と期待値のスポーツ!!」で2点や3点のシュートよりもフリースローの期待値が高いので、フリースローは重要です!
ということを伝えたのでフリースローの重要性は理解して頂いたと思います。
でもフリースローってうまくなれるの???と思う方もいるでしょう。
なので今回はまずロボットと人間のフリースロー連続のギネス記録をお話ししましょう。みなさんギネス記録は何本くらい連続で決めていると思いますか?
100本?1000本?はたまた1万本???その疑問に答えていきたいと思います。
AIロボットCUE3のギネス記録??
トヨタ自動車が開発したCUE3は2019年5月17日に2020本連続でギネス記録を樹立しました。所要時間は6時間35分・・・関係者の方は本当にお疲れ様です。
しかもシュートを外したから終了したのではなく、入っていたのにやめているようです。続けていたらどこまでいったんでしょう・・・
でもこれはロボットだからでしょ??と思う方いるでしょう。では次に人間のギネス記録にいきましょう。
トムアンベリー(Tom Amberry)さんのギネス記録は???
1993年になんと2750本連続を成功させています。所要時間はなんと12時間・・・
しかも外したわけではありません。体育館が消灯時間を迎え、立会人が競技続行の中止を求めたためということ・・・
「もっとシュートを打てたのに、体育館を閉められて出ていかざるをえなかった」と言ったとか・・
化け物ですね。
しかも年齢はなんと71歳。ますます化け物ですよね。
もともとレイカーズに誘われていたようですが、足専門の治療師になるための専門学校に行ったそうです。
でギネス記録を達成するおよそ2年前の1991年、69歳から趣味のバスケを再開したよう。
練習は日曜日以外の毎日していて、フリースロー練習を1日500本していたとか。
これまたすごいのが500本連続で成功した回数が、473回もあったとか。
そんなトムアンベリーさんいわく
「1本のフリースローはきっちり6秒で完了する。それ以外は何も考えてはいけない」
とのことです。
僕はこれを聞いて「5秒オーバータイムじゃねぇか。」と思いましたが、どうなんでしょう。ボールを持つ前から6秒なのでしょうか。謎が残ります・・
結局は何が言いたいか、、、、再現性が大事ということ!!
この2つのギネス記録から言えることは一つです。
つまり再現性を高めればフリースローは入るということ。言い換えると毎回同じようにシュートを打てれば入るということ。
ロボットでも人間でも2000本以上連続で入っているので2本連続くらいは決めたいです。
僕はさっぱり入りませんが、、一緒に練習しましょう。笑
あくまでも僕自身上手ではないので論文や書籍から情報を集めているので・・
じゃ再現性を上げるためにどうするか
ここではシュートの「距離のずれ」と「横のずれ」が毎回出なければ再現性が高いと考えます。
としたときにオススメの練習はラインシュートです。
ボールを持って、ゴールにシュートを打つのではなく、バスケコートにあるライン上にボールを狙って落とすイメージです。
狙ったライン上に落ちれば横ずれしていないことになります。
ラインだと距離のずれがわからないので丸の的のようなものを地面において、その的にボールを狙って落とす。そうすると、距離のずれ、横のずれの修正ができます。
ラインシュートの参考動画です↓
なんでゴールでやらないかというと、ゴールって意外と大きいんですよね。
直径だと7号ボールが2個弱。
面積だと7号ボールが3個入るんですよね。
最後に5,6,7号ボールサイズとリングサイズを記載します。
次回はフリースローのポイント~その2。ということで前述したトムアンベリーさんを研究した結果生まれたと言われるQEトレーニングを紹介したいと思います。
これは僕自身がかなり効果を感じたテクニックですので知っておいて損はないと思います。
今回も最後まで見て頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。
ボールとリングの、直径と面積の関係性
直径
リングが45㎝
7号が24.5cm ※リングは1.83倍の大きさ
6号が23.2cm ※リングは1.94倍の大きさ
5号が22.0cm ※リングは2.05倍の大きさ
面積
リングが1590cm^2
7号が471cm^2 ※リングは3.37倍の大きさ
6号が423㎝^2 ※リングは3.79倍の大きさ
5号が380㎝^2 ※リングは4.18倍の大きさ
このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です