【DFの科学】反応速度を上げるカギは脱力?!OFに速く反応する方法~その2

【DFの科学】反応速度を上げるカギは脱力?!OFに速く反応する方法~その2

DFは試合40分の半分の時間の20分(50%)を占める。またボールを持つ時間は4分(10%)。ボールを持たない時間は36分(90%)だからこそボールを持たない時間に焦点を当てていきます・・・

大前提として40分ある試合で、半分の時間の20分(50%)はDFをしています。

また10人で試合をするという前提においては、4分(10%)しかボールを持っていないのです。一方でボールを持っていない時間は36分(90%)。ゆえにこのブログでは今後もボールを持っていない時間のスキルや考え方を紹介することが多いです。。

力んだ状態でDFしていますか?それとも脱力状態でDFしていますか?

前々回はファールが吹かれやすい方や、試合観戦をしていてファールの基準がわからない人向けにJBAルールに基づいてシリンダーの考え方を解説しました。


前回は人間の反応速度が0.2秒くらいあり、かつ選択肢が増えると反応が遅くなるという話をしました。


今回は反応速度にまつわる話の2回目です。みなさんは力んでいるほうが速く動けますか?それとも力を抜いている(脱力状態)ほうが速く動けますか??

実は脱力しているほうが速く動けるようなので論文を参照して解説したいと思います。

力んだ状態の反応速度0.322秒に対して、脱力は0.279秒!効果は0.043秒(13%)~京都大学の2013年の研究結果~

今回紹介する論文はサイドステップの反応速度を測定するものです。


まず反応速度の測定方法はDFのスタンスを取って、目の前の左右のLEDライトが光ったら、LEDの光ったほう(左右どちらか)にサイドステップをして、その反応速度を測定しています。

実験条件は2つ。❶力む状態から反応した場合(どちらか一方の足に体重がかかっている状態)❷脱力状態で反応した場合の2つで実験しています。

結果は

❶力んだ状態:0.322秒

❷脱力状態:0.279秒 (-0.043秒=-13%)

です。

力んだ状態の反応走度って妥当なの?そういえばカワイレナードって脱力している気が・・・

❶力んだ状態の実験が妥当かどうかで言うと、

今回の実験は左右どちらかに反応するもの。つまり選択肢は2つ。ゆえに前回の「選択肢と反応速度」から抜粋すると、選択肢が2つの場合は0.32秒となるはず。

実際に❶力んだ状態の結果は0.322秒なので、上記0.32秒とほぼ同等の結果なので、まぁ普通の反応速度ですよね。というのがわかります。

それに対して❷脱力状態は0.279秒となり0.043秒(13%)も短縮しています。

この結果を見てからYouTubeでカワイレナードとかのDFを見ると、確かに足がリラックスしている気が・・・

みなさんもDFでサイドステップする際にチカラを抜いてDFしてみてはいかがですか?

試してダメそうならやめて頂いて結構なので。1回試してみる価値はあるかなと思います。

最後まで見て頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。

このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です



参考論文:Keisuke Fujii et al.(2013)Unweighted state as a sidestep preparation improve the initiation and reaching performance for basketball players

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