改めてですが・・・DF(ディフェンス)は重要です!DFは40分の試合のうち20分(50分)を占める。対してボールを持てる時間は4分(10%)!
このブログでは今後も耳タコなくらい「DFが重要です」、「ボールを持っていない時間が重要です」という話をすると思います。
なぜなら40分しかない試合時間のうち半分の20分はDFをしているからです。
当たり前だろうと思った皆さん、そりゃそうですよね。
ではボールを持っている時間ってどの程度あるか考えたことはありますか?
仮に10人で40分間バスケの試合をする場合、単純計算で4分(10%)しかボールを持っておらず、36分(90%)はボールを持っていません。
ということは「ボールを持っていない時間を制した者が試合を制する」と言っても言い過ぎではないくらいです。
「リバウンドを制する者が試合(ゲーム)を制する」のではなく、リバウンドを含めたさらに上位となる「ボールを持っていない時間を制した者が試合(ゲーム)を制する」と考えます。
だからこそ、このブログ・動画では36分にフォーカスした内容が多くなると思いますが、お付き合い頂ければと思います。もっと言うと試合時間も40分しかないので、1年365日×24時間=8760時間が重要だと思っていますが、別の機会に話したいと思います。
シリンダーの前にケガ対策の話を・・・
シリンダーを意識してDFをすると、身体の接触が多くなり打撲系のケガが多くなります。僕自身もセンターなので身体の接触で脇腹の筋肉を傷めて1か月くらいバスケができなくなったことがあります。
それから身に着けているのが、マグダビッドHEX-Vタンクです。かなりオススメです。
HEXサッドショーツというスポンジ入りのスパッツもオススメです。モモカンを防ぐのにオススメです
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HEX-Vタンクを複数枚持つのはいくらお金があっても足りないので、僕はユニクロのエアリズムタンクトップを中に着て、汗をかいたら中のエアリズムだけ着替えるということをしています。
ご自身のケガ予防に参考にして頂ければ。
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バスケで一番よくわからないルール・・それが「ファールの基準」
そもそもバスケで一番厄介なルールが「ファールの基準」かな、と思います。
何がファールかわからずにバスケをしている人のほうが多いのでは、とも思います、かくいう僕自身も中学~30歳くらいまで「ファールの基準」をよく知らずにやっていたのでファールが多く、退場もちょくちょくやってしまう選手でした。今は少しだけ改善された・・・はずです。
この記事をみて少しでも「ファールの基準」を理解してファールを少なく出来たら幸いです。またBリーグ・Wリーグ・NBAを見る際に「ファールの基準」を知っていると味方が変わり一段と楽しくバスケ観戦をできると思いますので、ゼヒ知識を深めて頂ければと思います。
シリンダーとは?ざっくり言うと、、、
ざっくりいうと、「OFもDFもバスケのコート上の選手はシリンダーという円筒状(土管やプリングルスの入れ物みたいなイメージ)のエリアの権利を持っており、これを害するとファールになります。」
このシリンダー(円筒)を害すと、OFならチャージング、DFならブロッキングなどになります。
JBAルールに基づいたファールの定義「第 33 条 コンタクト(体の触れ合い):基本概念」について
以下3つの重要な考え方を抜粋しておきます。基本的には「1.シリンダーの概念」だけを理解しておけばよいかと思います。
1.シリンダーの概念
プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の空間を
シリンダー(筒)という。シリンダーとは、以下の範囲が含まれる:
・正面は手のひらの位置まで
・背面は尻の位置まで
・側面は腕と脚の外側の位置まで
手や腕を前に伸ばしてもいいが、足の位置を超えてはならない。手を肘の位置で曲げてもいい
が、前腕と手は挙げなくてはならない。両足の間隔はプレーヤーの身長により決められる。
2.バーティカリティ(真上の空間の概念)
ゲーム中全てのプレーヤーは、相手チームのプレーヤーが占めていない位置であれば、コート上のど
のような位置でも占めることができる。
この概念は、コート上にプレーヤーが占めた位置の権利およびそのプレーヤーが真上にジャンプする
権利も含まれる。
自分のシリンダーから外れた空間で、すでに自分のシリンダーを占めている相手チームのプレーヤー
と触れ合いを起こしたときは、自分のシリンダーから外れているプレーヤーにその触れ合いの責任が
ある。
ディフェンスのプレーヤーが、自分のシリンダー内でジャンプしたり手や腕を上げていて触れ合いが起
こっても、そのプレーヤーに触れ合いの責任はなく、罰則が科されることはない。
オフェンスのプレーヤーは、コート上にいるときでもジャンプをして空中にいるときでも、リーガルガーディングポジションを占めているディフェンスのプレーヤーと次のような触れ合いを起こしてはならない:
・腕で相手チームのプレーヤーを払いのけたりして、自分に有利な空間をつくること
・ショットの動作中やショットをした後に、脚や腕を広げて触れ合いを起こすこと
3. リーガルガーディングポジション
ディフェンスのプレーヤーは以下の2つの条件を満たしたとき、リーガルガーディングポジションを占めたとみなされる:
・相手チームのプレーヤーに正対する
・両足をフロアにつける
リーガルガーディングポジションには真上の空間も含まれるので、真上の空間の内側であればまっす
ぐ上に手や腕を上げたり真上にジャンプしてもよいが、シリンダーの外に外れてはならない。
※詳しくはこちら「2020年JBAルール」↓
http://www.japanbasketball.jp/files/referee/rule/2020rule.pdf
最後に・・・
上記ルールを意識して頂くと審判にイラついたりすることが減るかなーと思います。
ただ審判によって吹くファールが異なるので、バスケを5対5の10人と思わず、審判を含めた12人であると認識して試合に臨むと良いです。
最後に僕の期待することですが、審判への感謝と、相手チームを尊重すること、さらにケガは絶対ダメ。という意識で臨んでもらうことを望みます。そうすれば気持ちよく試合(ゲーム)ができ、全員にとって更なる成長が望めるかなーと。ケガはお互いをアンハッピーにするので・・・
余談・・・僕の好きな選手、
Bリーグだと宇都宮ジェフギブスさんが好きです!40歳になりましたが、186㎝くらいでスゴイハッスルしてますよね。大好きです。ギブスさんにDFされたらノーファールでシリンダーの圧力だけで負けますよね。
NBAだとガードになりますが、ラプターズのカイルラウリーが好きです。
40分近くあのフィジカルで接触されたら、マッチアップの圧力だけで疲れますよね。今年(2020年)のオールスターで2つくらいOFチャージ取ってましたよね。震えました。笑
お二人ともファールせずに上手にシリンダーを使ってDFされていますよね。今回は触れなかった内容ですが二人ともボールチェックも上手いんだよなー。
次回は反応速度に関して話したいと思います
皆さんはご自身の反応速度をご存じですか?
陸上の100mの選手は一体どのくらいの反応速度でスタートダッシュしているかご存じですか?
ご自身の反応速度を測定して、OFとDFをする際に知っておく良いかなと思いますのでぜひ次回もお楽しみに。
最後まで見て頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。
このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です