新年一発目は、何を好き好んでサラリーマンをしながら動画やブログを作っているのだろうか、ということを整理してみたのでブログにしてみます。自分の思いが出るので、恥ずかしいなと思い避けてきましたが、まぁいっか、という感じで書いています。笑
小学生のころ、野球もサッカーも活躍できませんでした。でもバスケなら自分でゴールを決めることができた。それが楽しくて始めたバスケでした。でも中学ではベンチ、高校では自分なりに頑張ってスタメンにはなったが、県大会に出れず。大学時代は自分でチームを作って、コーチ/監督的なこともやったがうまくいかず・・・
まぁプレイヤーとしてもコーチとしてもパッとしない、とかいうレベルではなくダメダメ、のクソくそでした。。
ヘタクソな自分は、中学~大学時代からバスケの本が好きで読んでいたがスキルの本ばかりで、論理的な本質を突くバスケの本に出会えていませんでした。中学のときに読んだ「スラムダンク勝利学」が唯一といっていいほどスキル以外の本で、他はスキルの本ばっかでした。なぜバスケの本質をつくような本がないのだろう、という疑問を持っていました。
どんな本のイメージかというと、野球でいえば野村監督の「野村ノート」、この本は野球の本質を突いていると思う。これにより確実に野球界がレベルアップをできたと思います。サッカーでいえば、岡田監督の「岡田メソッド」、この本がサッカー界をレベルアップしていると思う。バスケ界にもこういった論理的な考え方が広がったらいいなーと当時から思っていました。
そんな疑問を持っていたころに23歳で膝の前十字靭帯を損傷。あぁこれでバスケも終わりか―と思ったけど、高校時代の友達から「もう一度一緒にバスケしたい!」というありがたい言葉で、5年間、膝を放置したけど、28歳で膝の手術を受けました。
さらに手術後に2つの衝撃的な出会いをします。たまたまとはいえ出会うものですね。笑。
これが動画やブログを始めたきっかけとなります・・・
31歳ごろに「日本最高峰のバスケ学 桜花流・上達論(井上眞一)」と出会います。当時は「桜花って女子の高校で強いチームだよね」、くらいの印象だったがこの本は衝撃的でした。
そこで書いていたことは「40分を10人で戦うと、ボールを持っている時間は1人あたり4分(10%)、一方でボールを持っていない時間は36分(90%)。ゆえにボールを持たない(ノーボール)のスキルを向上させることに練習の時間を充てる」ということ。
この内容は衝撃的でしたね。自分はボールを持つスキルばっかにフォーカスしてたし、チームでもそんな練習が多かった気がするなーとか、もっとノーボールのスキルを向上させることでチームに貢献できるんだろうな、とかとか。そこからです。ノーボールのスキルも含めて高めよう、と思ったのは。
ちょうど同じくらいの時期にメンタリストDaiGoさんの動画を見るようになって、新しいことを知ることになります。それは「論文って一般公開されていて、証拠に裏付けされているから論理的で参考になる」、ということ。当たり前っちゃ当たり前なのですが。
そこからこの2つを掛け合わせることでバスケ界をレベルアップできないか?と思うようになります。言葉にすると「論理的に40分で勝ちやすくなる方法の追求」ですかね。
逆にバスケがヘタクソなので紹介するボールスキルなんてないし、、フォーメーションも難しいからよくわかってないですし、、、なのでそのあたりは他の人にお任せしたいなと思っています。。。
で2020年、33歳のときにニコニコ動画から始めて、Youtube、ブログ、Mediable、Tiktokを開始していきます。論文や書籍の内容は自分の理解が深まり非常に面白いです。人にわかりやすく説明する技術を高めることも楽しいです。いまは1人でも多くの方に新しい学びがあり、その学びを試していってもらえればそれでいーかな、と。
動画やブログのテーマにしている「試したくなる科学」これは成長の本質だと思っています。知識を学び、試すことが重要で、それこそが成長のカギだと思っています。これはバスケに関わらず、人生における成長のカギだと思います。悩む力、調べる力、工夫する力、試す力が必ず自分の人生における大きな力になる、と心から信じています。
以下5つの話は私が「知識を試すことこそが成長のカギ」と信じる根源になる話です。この内容によって少しでも皆さんが知識を学び、工夫して、試したくなる、そんなモチベーションになれば幸いです。
知識(学習)には5段階のレベルがあるそうです。➊知らない➋知っていてもできない➌考えるとできる❹考えなくてもできる❺教えることができる、だそうです。もちろん知識は知らないと使えないので➊と➋の間は大きな差があるのですが、➋と➌の差も大きいです。
知識は使ったときに初めて変化があるものです。アインシュタインも言っています「狂気とは、同じことを繰り返し行い、違う結果を望むこと」。つまり、「今と異なる結果を望むのであれば、違う行動を取るべきだ」ということです。たぶん。笑
またチームラボの猪子寿之さんも言っています。「知の発見、知の共有、これこそが人類を進歩させてきた」と。これも同じようなことですが、ちっちゃいことでいいので新しい知を発見して、知を共有すること、こういったことで人類が進歩してきた。だからこそバスケ界も知によってレベルアップすると心から信じています。
ナレッジマネジメントと呼ばれる言葉で「SECIモデル」というのがあって、いわゆるこれのことですね。
以下4つのプロセスを循環させて、より高みへ組織をマネジメントしていく、という考え方ですね。
とにかく「知の発見、知の共有こそが進化」なわけです。笑
・共同化(Socialization):個人間で暗黙知を共有する
・表出化(Externalization):個人の暗黙知を言語化/可視化して形式知に変換
・結合化(Combination):異なる形式知を組み合わせて新たな知を創出
・内面化(Internalization):新たな知を個人が学習により体得するプロセス
ハインリッヒの法則は労災に関する経験則らしく、1件の重大事故の背後には、29件の軽微な事故、300件の異常がある、という法則です。しかし、これは成功体験にも同じように言えると思います。1件の重大な成果の背後には、29件の軽微な成果と、300個の工夫のトライアルがある、と。
「運の方程式」という本のなかにも書いてあります。たとえ1%の成功確率でも、100回を過ぎれば成功確率は63%を超え、459回目で成功確率は99%に達すると。
バスケのフリースロー連続成功のギネス記録は2750本。それを成功させた70歳のトム・アンベリーさん、そんな化け物を科学で研究した結果、Quite Eye/Pre Performance Routineが重要だということが論文化されている、最初に生まれた化け物に研究者は目を付けて研究する。これによって言語化/可視化されて一般の人にも広く普及する。野球の大谷翔平さんもまさに研究対象ですし、この先の野球界のレベルアップに影響を及ぼしていくでしょう。
以上5つの内容が、少しでも皆さんの「知識を試すこと」のモチベーションになれば幸いです。
私の心にいつもある言葉「Not yet」です。まだできていないだけ、です。やってみましょ。「The Power of Yet」という言葉で知られていて、以下の本でも重要性が語られています。
ココまでが理論編で、ココから先はどのように実践をするか、をお伝えしたいと思いますが、つづきはMediableでご覧ください。お待ちしております。。
⭕️なぜ、試したくなるバスケ科学なのか?情報発信をする理由とは?・・・
これからのテーマも変わらず、
「論理的に40分で勝ちやすくなる方法の追求」
です。これは変わりません。
そこを広げるための信念として
「試したくなる科学」
コレも変わりません。
見る人が少ない?!そんなの関係ねー。
はい、おっぱっぴー
これからものんびり、ぼちぼちとやっていきますよ―笑
最後まで読んでいただきありがとうございます。また次回!