前回の記事でバスケは攻撃回数が基本は同じになるので、練習をする際に攻撃回数を増やす練習なのか、シュートの期待値を増やす練習か、意識して練習をしましょう。という話をしました。
今回はショットクロック24秒の残り時間によって期待値が変わるのでそのあたりを解説していこうと思います
確率の高いシュートを打つためにパスをする。非常に大事なことですが、時としてシュート確率を下げることもあります。
どーいうことか。
例えばA君がボールを持っていて、A君がシュートを打てば40%のシュート確率、
一方A君がパスを出してB君が打てばシュート確率50%の場合、
B君にパスを出したほうがシュート確率が40%→50%となり10%アップしそうに見えますが、A君からB君へのパス成功確率が60%だった場合はどうでしょう。
B君が打つために(パス成功60%×シュート確率50%)なので、実際のシュートが入る確率は30%になってしまいます。
つまり、
・A君がシュートを打つ40%→点が入る確率40%
・A君がパス(60%)をして、B君が打つ(50%)→点が入る確率30%
となり、A君がパスをせずにそのままシュートを打つ方が確率が高くなります。
うーん、パスも奥が深いですね。
で今回のメインの話はショットクロック24秒をどのように使ったら期待値の高いシュートとなるか、論文を交えつつ解説したいと思います。
このブログは参考資料と、このブログの過去記事を元に考察したもので、あくまで一説です