【折茂武彦さんの話】現役27年、49歳まで続けたレジェンドは「いま」に生きる・・・その心は?

日本バスケ界のレジェンド折茂武彦さん

今回は49歳まで現役でプレーし、しかも過去に例のない選手兼社長をつとめあげた、日本バスケ界のレジェンド、折茂武彦さんの本を抜粋して紹介させて頂きます。
⭕折茂武彦さんの「99%が後悔でも。」はこちら↓

人生の半分以上の27年間も現役を続けたレジェンドがどう考えているか、非常に気になるところです。どのように現役を続けてこられたか、それがこの本に記載されています。
キーワードは「いま」に生きるであると感じたので紹介させて頂こうと思います。

折茂武彦さんの簡単な経歴

知っている方もいるかもしれませんが、折茂さんの簡単な経歴を記載します。選手兼社長を9年も続けていらっしゃるんですね・・この本にその苦労も書かれていました。


あとやっぱりスゴイのは日本人選手初の通算10000得点の達成です。なぜスゴイかというと、試合数が理由です。

Bリーグでは年間60試合もありますが、過去の日本のバスケのトップリーグって、日本リーグ→スーパーリーグ→JBL→NBLとリーグが変わっていましたが、試合数はBリーグになるまでは30試合以下が普通でした。試合数が少ないにもかかわらず達成できたのは、やはり現役生活が長く、しかもずっとスコアラーであり続けたことが理由でしょう。

・現役生活27年、49歳までプレーを続けた日本バスケ界のレジェンド
・トヨタ自動車(現アルバルク東京)時代に3度の優勝
・異例の選手兼社長を9年つとめる。(永久欠番の9番と同じ9なんですね)
・国内トップリーグで日本人選手初の通算10000得点を達成(10238得点で引退)。ほかの達成者は2名。マイケルパーカー選手(12196得点(昨年までの数字))と桜木ジェイアール選手(10991得点で引退)

現役27年、49歳まで現役を続けたレジェンドは「いま」に生きる

そんなレジェンド折茂さんの本から以下の文章を抜粋させて頂きます。折茂さんが「いま」を重要視されていることがわかると思います。

「過去をどうとらえるべきか。例えばいま、充実した日々を送っていたとして、過去に対して後悔することはあるだろうか。過去があったからいまがある、と思う人のほうが多いのではないかと、と思う。一方で、いまとてもつらい思いを抱いていたとして、過去に後悔の念を覚えていてもそれを解決するために未来を持ち続けるのはもっとつらい。なにか手を打たねばいまは変わらない。正解はわからない。ただもしそうだとすれば「いま」にフォーカスし続けるしかないのではないか。」



もうひとつ象徴的な文章があったので、紹介させて頂きます。この文章も「いま」を重要視させていることがわかります。

「バスケットボール選手として49歳までプレーすることも、リーグ通算10000得点という記録を達成することも(帰化選手2名達成したのみ)、北海道で最後を迎えることも想像すらしたことがなかった。ましてや経営者になることなんて・・・
そこからとにかく頭を下げて「お金を貸してください」と歩き回る日々が来ることも。2億を借金することも、誰も会いたくないほどの苦しみを味わうことも。すべてはいまにフォーカスをし続けて、現在がある。

折茂さんも言われている通り、「いま」にフォーカスし続けた結果、いまがある。ということ。
これはやはり日々の習慣こそが未来の自分を作り上げているということを経験で理解されているのでしょう。

野球界のレジェンドのイチローさんも同じように「いま」、「習慣」を大事にされている名言がありますので紹介させて頂きます。
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」



どちらのレジェンドも「習慣」が重要であることを言っていると私は理解しています。


論文などのエビデンスをもとに色々な知識を紹介している、メンタリストDaiGoさんも
人生の50%は習慣が決め、睡眠が30%、残り20%しか意識下で決めていない」
と言っています。

良い習慣を身に着けた人が、長い目線で見た時に、大きな成果をつかむと言えそうです。

最後にメンタリストDaiGoさんの習慣化の方法や、時間飢饉の考え方を紹介して終わりたいと思います。

習慣化のスキル 「スモールステップ」+「if thenルール」

この類のスキルはメンタリストDaiGoさんの本や動画から学んだと言っても言い過ぎではないので、
ぜひ詳しく学びたい方はD-Laboを見て頂ければと思います。
https://daigovideolab.jp/

少しだけかいつまんで僕が紹介させて頂こうと思います。
重要なことは人間の脳は「変化が嫌い」ということ。変化が嫌いである方が生き残る、子孫を残すことに有利であったことの名残のようですが。だからこそ習慣化をするためにオススメの方法は「スモールステップ」+「if thenルール」です。

「スモールステップ」は文字通り、なるべく小さいことから初めて習慣化してくださいということ。
例えば腕立て1回、HIIT1分など。人が思わずバカにするようなことから始めること。

これは人間の脳が変化が嫌いだからこそ、自分の脳が嫌がる反応が出ないように、
言い換えると自分の脳にバレないように習慣を入れていくこととなります。

「if thenルール」は「もし~~したら「習慣化したいこと」をする」というスキルです。
これは非常に習慣化しやすいスキルなのでオススメです。

例えば「朝起きたら~~をする」や「会社・学校の通勤・通学の電車で~~をする」などのようなルールを作るということです。

僕もこのスキルによって、「朝起きたらHIITを9分する」、「朝起きたら日記を書く」などの習慣を取り入れることができました。あとは「通勤中に歩行瞑想する」なども習慣化できました。これからもどんどん良い習慣を取り入れていきたいなーと思います。

あと1日や2日習慣が続かなくても、自分を責めないこと。
さらに「あっ今日はキツイな」と思ったら「HIITを2分にする」とか少しレベルを下げたものを準備しておくことも習慣化には効果的です。

皆さんもぜひより良い習慣を取り入れて、折茂さんのような「「いま」を生きる。」ことを実践されてはいかがでしょうか?


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時間飢饉とは??

時間飢饉についても簡単に説明しておきます。
人間は「時間が足りないと思えば思うほど生産性が下がる」という研究結果があります。
だからこそ「習慣を取り入れて日々の行動を自動化して、時間に余裕を持つ」ことが重要です。

焦りの気持ちを減らすこと、やることを多くしないことが大切です。
深呼吸したり、瞑想することも効果がありますのでぜひご参考までに。

今回も最後まで見て頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。


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