桜花学園の卒業生であり、日本に3人しかいないWNBAと契約した人の一人、大神雄子さんが大事にしている「気づき」。なぜ気づきを重要視しているのか?また気づきによって何が生まれるのか?について大神雄子さんの書籍「進化論」を交えて紹介・解説したいと思います。
・元日本代表の女子バスケ選手。ポジションはガード
・現在はトヨタ自動車のアシスタントコーチ
・WNBAのチームと契約した日本人の3人のうちの1人(他2人は萩原美樹子さんと渡嘉敷来夢さん)
・コートネーム:シン(神が由来)。萩原美樹子さんはオー(王様が由来)。渡嘉敷来夢さんはタク(逞しさが由来)→女子のコートネームって色々あって面白いですよねー
・現在の桜花学園高校出身。全9回のうちの7回の全国タイトル獲得(77%の優勝率…)
・WリーグのENEOSサンフラワーズでWリーグ9度の優勝。皇后杯7度の優勝
今回の参考書籍「進化論」の中に、
「人は気づくことで、いつでも成長ができるのです」と記載があります。
つまり「気づき」が「成長」につながるということですね。詳しい考察は以下に記載しますので、ご自身のバスケの成長のご参考にして頂ければと思います。
以下、書籍からの抜粋になります。
===以下、書籍の抜粋========
「海外に出ていくことで日本にいたとき以上に日本のすばらしさに気づけた。日本にいた時以上に多くのことに気づけた。この「気づき」こそ本書のキーワードです」
その「気づき」を生み、つかむために必要なものは強くて純粋な「心」、「気持ち」です。強くなりたい、うまくなりたいという気持ちです
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つまり「うまくなりたい気持ち」いわゆる「向上心」が「気づき」を生むと考えているようです。
さらにその「気づき」が「成長」を生むということですね。
なのでまとめると
「向上心」→「気づき」→「成長」
このようなループで成長ができるからこそ「気づき」が重要と考えているようです。
ここからは私の考えを述べます。
大神雄子さんが記載している「うまくなりたい気持ち」は言い換えると、技術や知識への欠乏感や自分は足りていないんだという「知的謙遜」という考え方。
この「知的謙遜」が「気づき」を生み、人を成長させる。
足りていないという感覚である知的謙遜があるから知識を「調べる」。その調べた知識を「試し」、結果が改善されているかを「測定」しチェックする。そして更に足りないことを見つけて気づく・・・
このようなループでどんどん成長していくのかな、と思います。つまり
「知的謙遜や向上心」→「調べる」→「試す」→「効果測定」
のループを回すことで人としての成長やバスケの成長を生みます。だからこそこの成長ループを回すための「知的謙遜や向上心」から生まれる「気づき」を重要視しているのだろうと考察できます。
また気づくためにはご自身を他者視点で客観的にみる必要があります。だからこそ動画でご自身の練習を見たり、ご自身の能力を数値化するとよいかな、と思います。能力の数値化は例えばシュート確率だったり、足の速さであったり、ジャンプ力であったりですかね・・このあたりはまたご紹介していきたいと思います。
皆さんはご自身の身体能力やバスケスキル・バスケの知識に満足してますか?それとも足りないという気持ちを持たれていますか?ご自身の知識が足りない感覚があれば、このブログも参考にして頂きながら試して成長してもらいたいです。
僕の5歳の息子がなかなかあやとりをするのが上手で、保育園のクラスの20名中3番目くらいに上手らしいのですが、「あやとり上手だねー」と話すと、「いやまだ「初心者」だから・・・」と回答されます。
うーん常に「初心者」という気持ちで取り組む。知的謙遜が高いな・・・と思ったりししています。子供に負けたくないな、と思う毎日でございます。
では今回はこんな感じで終わろうと思います。見て頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに。
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