青山学院大学理工学部を卒業している30代の2児の父親であり、サラリーマンです。
バスケの話をすると、、
中学はベンチウォーマー、高校は試合には出てましたが県大会にも出れず・・・なので当たり前のようにバスケは上手いわけではなく、もちろん動画にアップできるスキルなど皆無です
だからこそ論文・書籍を読みあさり、データのある効果的な知識を探しています
この動画はデータに基づいた知識を試したくなるレベルで解説させて頂き、バスケの上達に役立てもらうチャンネル(にするつもり)です。ぜひご覧ください。
前置きはこれくらいにして、、、
ご存知の通り、バスケットボールの試合は40分経った後に1点でも多い方が勝つスポーツです。どちらのチームの点数が多くなるか、これが「攻撃回数」と「期待値」で決まってくるのです。
バスケのルール上の面白いポイントは、「点数を入れると相手の攻撃に移ること」です。
例えば野球だと点数を入れても相手の攻撃になりませんよね?
なのでバスケは基本的には攻撃回数が同じになります。例えば攻撃回数が両チームとも100回ずつになるのです。
しかし実際の試合は攻撃回数が同じではありません。
例えばリバウンドやスティールやオフェンスファールやバイオレーションなどをすると相手の攻撃に移ります。
すると自分の攻撃回数が1回減り、相手の攻撃回数が1回増えます。
つまり100回ずつの攻撃が99回と101回になるわけです。
だからシュートが入らないチームはリバウンドやスティールなどができると勝てるようになるのですが…そのあたりはまた別の機会にしましょう。
ここまででおおよそ攻撃回数が同じになることは理解して頂けたと思います。
期待値を話す前提として、NBAってみんなどれくらいの確率で決めてるの?
という疑問がある方もいると思います。
2017-2018のNBA平均が、
2点46.0%
3点36.1%
1点76.8%
です。
なので中学生、高校生であれば、
2点40%
3点30%
1点70%
くらいを目標にするとよいかなと。試合中の確率なので練習はもう少し入る計算になりますが。
例えば2点のシュートが40%で入る場合は、そのシュートの期待値は2点×0.4=1となります。
期待値の考え方は高校数学で学ぶ内容ですのでわからない方は
以下のURLから学んで見て下さい。
ここからは期待値を理解している前提で話します・・・
3点シュートが30%で入れば、シュートの期待値は3点×0.3=0.9となります。
1点のフリースローが70%で入ると、シュートの期待値は1点×0.7となります。
こうすると
2点→0.8
3点→0.9
1点→0.7
となり3点のシュートが1番期待値が高いじゃないか、となるのですがフリースローは大体2本打つので期待値は足し算となり0.7+0.7=1.4となります。
すると
2点→1.0
3点→1.2
1点→1.4
となるのでフリースローの期待値が1番高くなります。
3本フリースロー打つ機会あるけど?と思う方もいると思います。3本で比較すると、
3点→1.2
1点→1.8
となりもっと差が開くんですよね。
だからこそ」1点であるフリースローの価値が1番高い」となります。
次回以降はフリースローを決めるコツ、ポイントを3つに分けて説明しようと思います。。
最後まで見て頂きありがとうございます。次回もお楽しみに。
ここから余談ですが
今回は
2点40%
3点30%
1点70%
で計算しました。
ここでひとつの疑問が湧きます。NBAで素晴らしいシューターの目安ってあるの?と。
実はあるんです。
目安として50-40-90というのがあります。
これは
2点50%
3点40%
1点90%
をシーズン通して達成した人のことです。
NBA歴代でも8人しか達成しておらず、複数回はナッシュとバードだけ、ナッシュの凄さがわかりますよね。
・スティーブナッシュ:4回
・ラリーバード:2回
・ステファンカリー
・ケビンデュラント
・レジーミラー
・ダークノビツキー
・マルコムブラクドン
・マークプリンス
です。名だたるメンバー!って感じがしますよね・・・
最後に、、、
今回はおすすめのnoteを紹介します。
ぜひこちらもご覧ください。当たり前ですが僕の記事よりよっぽどわかりやすいです。笑
⭕️佐々木クリスさんの「バスケの中身(解説書)」
「水は今、全力で水である。バスケも同じ -1章 (TIP OFF 90min前)-」↓
https://note.com/chris_sasaki/n/nbe191c1dc5d6